2004年12月31日

ジャンボの前に、劇的に当たる。

なぎちゃんの体調もなんとか回復の兆しが見えてきた30日の夜、もろもろのお正月準備にようやく手をつけようかと、その勢いづけにつくった夜食のラーメンの「もやし」が、ビンゴ!の大当たり。
数分後には夫婦でトイレに交代で駆け込む惨事に。
より重症だったまあちゃんは深夜の4時過ぎに救急病院へ駆け込み、点滴二本。
元々食欲の無かったなぎちゃんがもやしに手を出さなかったのが、不幸中の幸いですが。

そして雪降るホワイト大晦日、家族三人、布団を並べて静かに横になっております。

そんなわけで、最悪の年の瀬、おせち・大掃除・その他あらゆるお正月行事にはまったく着手できておりません。
というわけで、このページご覧の各位のみなさま、ウチの年賀状は未だ投函してません。すみません。


ジャンボは600円、当たりました。



はすさんから、 2005.01.01,11:50のコメント: 

調子どうですか??
手を貸して欲しい事があれば
遠慮なく言ってくださいね。

で、もやし?
腐ってたのに食べたん!?
もやしって傷んでたら食べる前に
わかると思うけどな。。。???

今流行りの腹風邪ちゃうの?

satoruさんから、 2005.01.02,03:13のコメント: 

おかげさまで、ようやく人間の生活に戻りつつあるところ。
なぎちゃんは一足先に無事生還しております。

「なぜもやしで」と、確かに今ならそう思いますが、その問いに答えるためにあの夜のおぞましい記憶を呼び覚ますことはご勘弁を。封印中。

ただ、その「劇的度合い」は、風邪のソレとは明らかに違ってましたので、ご心配なく。

ラガさんから、 2005.01.02,17:08のコメント: 

あけましておめでとうございます
新年早々、災難がふりかかっておりますが快方に向かっているのであれば一安心です
本年もヨロシクです

2004年12月26日

散る、

金曜日の夕刊フジ、一面見出しで

「ゼンノ斬り〜っ、タップ本線ですから〜」
と叫ぶ波田陽区を発見。
「お、おんなじだ。。」と、そのときから嫌な予感はあったのですが、いまから思えば、そうやって予想を宣いながら、既に「…残念!」と、負けを決め打ってる矛盾まで見抜いておくべきでした。

ううんん。

いや、年末ジャンボまで腹は切らんぞ。



2004年12月24日

きょねんとくらべる。

ModernSyntaxさんのblogに、

去年の今日の記事を表示するプラグイン
なんて記事が紹介されてるのに目がとまり、ちょうど1周年をとおりすぎたこのサイトにちょうどいいやんと思ったので、ペコとつけてみました。(「メイン」のページ右側の列のなかほどにあります。)

しかあし、むむむ。
何も表示されません。

ということはですね、はい。
「去年の今日は何も投稿しなかった」ということですね。
出ないのはあたりまえですね。

ま、そんな「投稿のない、きょう」というのが、たくさんあることはわかってるんですけれど、
ゆうても、その「きょう」はたまたまクリスマスの日だったりしたもんで、わさわさと妙に気になって、引き出しからお仕事デスクダイアリィをめくってみたのですが…。

ぎょぎょっ、あまりの「みっちりお仕事スケジュール」にびっくりです。
ことしのダイアリィとの鉛筆色的濃度の違いに、あらぬ衝撃をうけてしまいました。

そういえば、ちょうど今朝もらったことしの源泉徴収票…。
きょねんのそれとを比べる勇気がありません。

Posted by 【satoru】 at 20:08 | これにコメント (0)


2004年12月21日

[レビウ]物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」

○『大きな物語』の欠如ーーイデオロギーの衰退 により、これにかわって社会を支配しつつあるのは、「説話論的な因果律ーー分かり易す過ぎるまでに解体可能な『物語』の構造」である。
○「この因果律によって社会が容易く扇動される」という危険に抗するためには、この「構造」を説明し批評していかねばならない。
○そのために自分は近代文学の再構築をやっていくのだ。
…というのが本書の梗概です。
というようなことを、わざわざ「あとがき」に書いてくれてる親切な書。
この過程で反復して述べられている現代社会を睨む観点には、概ねなるほどと唸らされます。

ただ、最後で作者が「いまどういう使命に駆られてるのか」という点に着地してしまうところが、(当然それがあって構わないのですけれども)どうにも鼻についてしまうのです。

思うに、ちかごろ(=特に9.11以降、)80年代のサブカルを担って世の中を煽った「団塊のシタ」世代は、いまになって「どうやら自分たちがそこで社会を曲げてしまったのではないか」ということに気がついたのではないか。なかでもペンを持つモノたちは、その贖罪にと慌てて各々のハタケで社会分析を試みてるのではないか。
そしてこの作者もその一角にいるのではないか。と、ウガって捉えてみると、微妙にシラケてしまう、、、のは「ババ引き30代」のヒネクレでしょうか。

※このエントリーはmixiのおすすめレビューから転記したものです。

物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」
大塚 英志
角川書店 (2004/10)
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5 「『文学』なんて不良債権でしょ」発言に自ら答える大塚英志の語り芸
3 サブカルチャー的文学論
3 消費行動の変遷を捉えています



2004年12月17日

職場の中心で、「うっ、お、おちたぁあ」と叫ぶ。

たったいま、ふりかかった突然の悲劇。

そのあまりのやるせなさを、
せめてだれかにつたえたくて…

「たすけてくださぁぁい」と叫んでみるか。

… ベタベッタ、ベタでーす。

(↑ひろに倣って「お笑いブーム」にのっかかったふりとかしてみている。が、のっかる先も選定ミス?)

Posted by 【satoru】 at 17:25 | これにコメント (4)


のん。さんから、 2004.12.17,19:23のコメント: 

会社で五時半に読んでかなり同情しました。
家で今、追記を読んで、それはちょっと薄れました。(^^)

はすさんから、 2004.12.18,01:58のコメント: 

試験墜ちた!?(笑

追記ってどないして読むのん??

ラガさんから、 2004.12.18,06:24のコメント: 

つぎ、いってみよ〜!

satoruさんから、 2004.12.18,10:55のコメント: 

まんがいち試験に落ちてもそれを職場で叫ぶことはありませんからご心配なく。(そういうときはどちらかといえば静かになります。)
本能が叫ぶ「落ちたぁ」は、試験よかずっと悲しい悲劇です。

追記は「追記があります。」とかいてるところのリンクを押したら表示されてるはずなのですが、
おそらく「どないして読むのん」というほどに気がつかなかったのでしょう。
その程度のもんですから、ええ。それでいいです。
もう押さないでください。

叫ぶDVD、ちょっと見たいとか思ってしまってる年の瀬。

2004年12月16日

[レビウ]100億稼ぐ超メール術

まだこんな風にブレイクする前に出されてた「100億稼ぐ仕事術」の続編。
それ以降、怒濤の出版ラッシュを続けられてますが、そこら一連の「こうやって経営を成功したんだぜ」モノとはこれは一線を画すものに思います。
ほりえもん的に合理性を追求した結果が『プロマネの最良のツールは典型のナレッジツールではなかった(=ただのメーラーだった)』というただその一点が興味深く考えさせられるところでした。

とはいえそれを「それだけいってる本」と見切ってしまえば、まぁたしかに「それだけ」。
あるいは、大阪−京都往復の電車(1時間弱)で最後まで読み切ってしまえる内容に1300円が見合うかどうか、といえばそれもなんともいえません。(つまり、1時間踏ん張れば立ち読みで済んじゃいます。ええ。)
ただ、流行りの「手帳術」やら「メモ術」本に手を出すくらいなら、それならば、こちらからお薦めしたいところです。

※このエントリーはmixiのおすすめレビューから転記したものです。

100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術
堀江 貴文
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おすすめ度の平均: 4.42
5 本当のメール活用法
5 ライブ
5 メールの活用法

Posted by 【satoru】 at 01:31 | これにコメント (0)


2004年12月06日

[レビウ]自由を考える―9・11以降の現代思想

タイトルがタイトルだけに(「..以降の」ってからには)、相応の背景を当然のように前提とした議論になってるがため、デリダもジジェクも「なんやろそれ」と身構えてしまうような凡人には、のっけから「蚊帳の外」におかれてるような気にさせられます。
しかし、道中を踏ん張って通り過ぎた先にある、最後の章「社会はなにを失ったのか」は(蚊帳の外の輩にもかかわらず)納得させられるセンテンスが盛りだくさんで、何度も振り返って、そして自分の身を置くいろいろな「社会」にそれをあて填め、みずからの解釈を迫られること請け合い。
ただ、例えばそこに「mixiのような場」はどうやねん。とかやりだすと、たぶん寝られなくなるので、それは割愛しておきます。

※このエントリーはmixiのおすすめレビューから転記したものです。

自由を考える―9・11以降の現代思想
東 浩紀 大澤 真幸
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おすすめ度の平均: 4
3 表題に偽りあり?日本文化論として読むべき本
5 国家権力より社会のほうが危険に感じられる時代
5 ある現代思想家たちの苦闘。

Posted by 【satoru】 at 18:16 | これにコメント (0)


新大阪駅午前零時、最終地下鉄に走る女。120秒間の乗り換えトリックに、ただいま「世渡り双六、一回休みちゅう」の「一級建築士」が挑む!(はず。)

まちがいなく、23時58分に新大阪駅に着いた快速電車(しかも12両編成のうしろ2両目)から、

うゎ、タクシーかよ
というひとことを吐き捨て、ものすごい勢いで走ってった、ひろ。
たしか、千里中央行きの最終の地下鉄は「0時ちょうど発」だったことを思い出し、「あぁ、これは間に合わなかったわな」と、右脳が深夜料金を換算しかかったその瞬間、
間に合った
という5文字だけのメールが着信したのです。
受信時刻は0時2分。

さぁこれは相当の難問です。
亀さんも鮎ちゃんもねぎさんもよおく考えてください。
おおよそ400mくらいの距離(+階段3箇所100段くらい)はあるはずのコンコースを、ほんとにひろは120秒で駆け抜けたのでしょうか。
となると、100mを30秒、50mラップが15秒ってことで、もうほぼ運動会並みのスピードです。これをしかも「披露宴出席モード」の格好ですから、ほとんど仮装パン食い競争全速力って感じですね。
あ、そうそう、そのうえにそれなりの「酔っぱらいだった」ってことも忘れてはいけません。

う〜む、いったい、そこに、どんなトリックが。。。


Posted by 【satoru(posted by email)】 at 17:57 | これにコメント (11)


satoruさんから、 2004.12.07,21:09のコメント: 

かれこれウン年。
実は「面白かった」なんて直球の書き込み頂戴したのは、
これがはじめてかもしれない、、、

と、やや感動。(間違ってる?)

のん。さんから、 2004.12.07,23:49のコメント: 

いやいや、ご謙遜。
日記、いっつもほんまに面白いよ。

よさんから、 2004.12.08,22:33のコメント: 

で、ヒロに関するコメントは無しかい?
最終電車の場合は、改札から結構はなれたところまで、駅員が見に来てくれていて、走ってくる人を探しているよ。

というぼくも西梅田駅で何度も助けてもらっています。

そして、何度かは失敗して、家まで歩きました。

よさんから、 2004.12.08,22:35のコメント: 

「世渡り双六一回休み中」

って、かよちゃんと比較してのコメントだよね。
すぐには気付きませんでした。
なるほどねー。
おもしろいね。

ヒロにすれば「3歩進むの最中です。」って言われそう。

satoruさんから、 2004.12.09,19:21のコメント: 

誤解!、誤解!!
(ひょっとしてみなさんそんな解釈してました、、、か?)

トリックに挑んでほしいのは、ただいま諸般の事情によって「受注活動、一回休みちゅう」の方ですよ。
そんなビジネスの情景を比喩してみたつもりだったのですが、これでは、ぱっとしませんわね。
うーん、いまいちだわ、たしかに。

でもとりあえず、きょうは某方面の「校正しない勇気」に感激したところですので、敬意を表してこのまま残しておくことにします。

なお、念のためフォローしておきますと、
ひろは一回休みなどではなく、ただいま時速1000kmくらいでとんでってる、、はずですよ。

のん。さんから、 2004.12.09,23:25のコメント: 

大丈夫です。校正しても、それでも正しい日本語書けないワタクシですから。そんな深読みできるはずもございません。最初から、1年間受注お休みのことだと思ってましたよ。

ぎね。さんから、 2004.12.13,21:10のコメント: 

はい、本命登場。
って、私も私のことだとは気づきませんでした。
1回休みで済めばよいですが・・・。

で、そのトリック。

●もしも十津川警部だったら・・・

亀井「三宮の居酒屋を出る直前、犯人はトイレにいったとみせかけて
犯人と瓜二つの別人に入れ替わったのだ。
そして我々が気づかずにそのコピーとのらりくらり
三ノ宮駅へ向かい、在来線で新大阪に向かっている間、
犯人はタクシーで新神戸に向かい、23:24発のぞみ502号に飛び乗った。
そして新大阪駅に23:37到着した犯人は
立食うどん屋に侵入し、出汁まで飲み干すという
犯行を余裕を持ってこなし、地下鉄に乗り込んだのだ!

十津川「亀さん、ヒロはオッサンであることを
松本に知られたくなかったということか。
店のつま楊枝が減ってるに違いない!
よし、立食いうどん屋を当たってみよう!」


●もしも高林鮎子だったら・・・

慎平「あゆっぺ、わかった!
実は犯人は間に合っていないのに間に合ったかのようなメールを送信し、
松本に地下鉄に乗ったように思わせた。
そしていないはずの新大阪駅で犯行に及んだのだ!
そう、犯人は松本に知られることなく
立食いうどん屋へ入り、出汁までも飲み干したのだ!」

鮎子「慎平さん、ヒロはオッサンだったということね!
使用済のつま楊枝が戻されてるにちがいないわ!
うどん屋を当たってみましょ!」


・・・もういっぱいいっぱい。


satoruさんから、 2004.12.13,23:36のコメント: 

うう〜ん。
ぎねさん!お休み過ぎて鈍ったか?

わたしの期待してた解答はコレだったのに、、

(解答案)

十津川「よし亀さん、実際に乗ってみようじゃないか。」
Q.E.D

最終地下鉄に確かに乗った女さんから、 2004.12.16,00:17のコメント: 

ぎね。さん。好きなこと言ってくれますの〜(;;)。

さてさて、「世渡り双六、1回休み中」さんのトリック解説も終わったことですので、ここで真実をお教えしましょう。

私がホームに着いたときには、まだ電車は西中島南方にいました。ふふん。余裕です。

と思ったのは、ホームでのこと。

とりあえず、「じゃあね」とだけ(強調!!)吐き捨てて、
ダッシュしたのは、本当です。

さて最初の難関。
1.5階分はある階段(しかも上り)。

なんで、エスカレーターは遥か遠くにあるの〜(><))

と言うことで、私が電車に間に合ったのは、
正真正銘の事実です。

しかし、satoruさんにメールを打ったのは、
電車に乗ってからか、乗る前かはまったく覚えていない。
って言うじゃな〜い?

序章が面白かっただけに、最終章がしょぼいのは、
申し訳ございません。残念。

なんせ、万年、国語3ですから。斬り。

お粗末。でした。

>satoruさん
時速3000kmの船(?)は、沈没することなく、とりあえず、
暴走を止め、船長と共にゆっくりと次の停泊地を
探し始める旅に変わりました。
この先、座礁することがあるかもしれないが、
船長と共に、よく地図を見ながら、
長きよき旅になるようがんばっていきます。

satoruさんから、 2004.12.16,01:02のコメント: 

ううっっ、な、ながっ!^^;
そ、そして、なんか最後は妙に深っ!?
(…ちなみにここにももしかして、誤解があるかもしれませんが、「時速1000km」っていうのは、ちょうどその頃、ひろが飛行機に乗ってるはずだという状況を比喩したものでした。。が、またシクってますか?わたし。)

ともあれ、ぎねさんの「ありそうなミスリード」も含めてなんかそれなりにまとまったものになったような気がします。(「気」だけです。)
このあとはようやっとkiroroさんにお譲りできそうですので、わたしは新しいエントリーにすすむことにします。
どうも。

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