今月の「月刊SkyperfecTV」をよんでたまあちゃんが、「これ絶対みたい!」と主張したことから、緊急家族会議が催され、有権者2票の満場一致で、「契約チャンネル1ch増」稟議がシャンシャンと可決されました。
というわけで、3月よりウチは「ヨシモトファンダンゴTV」に加入いたします。毎月+500円の家計負担増となりますが、この予算は「なぎちゃん紙おむつ卒業」により浮いた衛生費から調達することになりました。(いいのかそれで^^。)
さて、そこまでして「絶対みたい」のは何なのか…と。ねぎさんよろしいでしょうか?
じゃじゃーん。ずばり「吉本LIVE2004、第102回の元ジャリズムまつり」です。
98年に突然解散したこの二人が、今年二月にジャリズムとして単独ライブを敢行した!…見逃せません。
プラチナチケットとなったこの貴重なライブ、
この2・3日、「ついに来たか!」と例年に習い「鼻炎カプセル」やら「点鼻薬」でやり過ごそうとしてたのですが、どうも変。
自己診断を誤ったようで、のどが痛くなってきました。頭も重いです。ということは「風邪」だったようです。
いや、ひょっとすると「花粉症」と「風邪」が一緒に来たのかもしれません。(いまさら、その真相はわかりません。)
さらに、よりにもよって、そんな気怠い本日は「まあちゃんのバースデイ」でもあります。辛いです。
この月末、ウチからすぐ近所のところに「大阪市立青少年文化創造ステーション」なる巨大な施設が完成するのです。
このご時世のなかみるみるウチにできあがったハコモノにもかかわらず、批判の声はあまり聞こえてこず(おおよそその理由[…ちょっと凄い理由]に察しはついてるのですが、ここでは割愛)、さらにきょうの産経(大阪朝刊)あたりでは提灯記事が踊る始末。(でも三段抜きで格好良く飾った「写真」は、実は建物の「ウラ」なのです。このパースの向きが「正面」です。)
二百歩くらい譲って、WTCやらATCは「アジアの貿易のハブになる」とか「関空効果を市内へ呼び込む」とか「それで経済が活性化」云々と、当時なりには相応の夢を描いてきてたとは思うのですが、この「青少年の文化を創造するハコモノ」っていうのは、前者よりも相当醜悪に感じます。
「青少年」「文化」「創造」「ステーション」ですよ。きれいなコトバが4つも並んで気持ちが悪いです。
そもそも、
「そのハコで創造される青少年の文化」って何なのか。とか、
「青少年の文化」はハコで創造されるものなのか。とか、
あたりまえのところで引っかかり出せばキリがありません。
いきおい、コンサルさん的に「青少年文化創造ステーション基本計画」なるものにあたってみたところ、設置の目的は、
(1)音楽・ダンス・美術など将来の目標を見極めた分野構造的なワークショップ事業を展開し、21世紀の国際社会を担うにふさわしい創造性、国際感覚、文化的教養を備えた人材として青少年を育成する。なんだそうです。
(2)スタジオや音楽教室など、多様化・高度化する青少年のニーズに対応した施設機能を貸し出し、アマチュアの音楽活動をはじめ様々な分野の文化創造を支援する。
(3)青少年が自由に活動できるスペースや、国内外の青少年青少年が宿泊できるユースホステル機能を整備し青少年の交流を図るとともに、レストランやアートショップを備え、町の活性化や地域の振興を図る。
まさか、
「ホールのイベント」で「ワークショップ事業」やってます。
「貸しスタジオたくさん」で「様々な分野の文化創造」やってます。
「ユースホステル」も入ってるので「青少年の国際交流」やってます。
「レストランやアートショップ」があるので「地域の振興」も図ってます。
みたいなハコモノ論法だけは勘弁願いたいところです。
ちなみにこの「基本計画」を受託したのはコンサルさんではなくってこのシンクタンクさんで、とりまとめはこの方がされたようです。さらにこの先生のとある長い講演録も見つけましたが、ここまで踏み込むのは自重しておきます。
と。
ここまでをよみかえすと、あまりにケチばっかりつけてるみたいで、シンクタンクさんに負けちゃうコンサルさんになってはいけないと思われますので、「青少年」の「文化」を「創造」する「ハコモノじゃない」私案をひとつ。
このハコがオープンするまでに費やされた予算は市の単費で70億。(さらにこれからもかかるランニングコストについてはとりあえずおいといて、)
これを、大阪市に住むぜんぶの中高生(約12万人)で案分すれば、ひとりあたま6万円になります。
たとえば、千円の本ならひとり60冊。どーんと「好きな本読んで」とプレゼントしちゃう「事業」は如何でしょうか。
唯一の条件を「校区内の本屋さんで買うこと」としてもらえれば、そっくり地域に還元です。回って不況の出版業界も潤う。というのは、きのう今月の「創」を読んだから。なのですが。
のん。さんから、
2004.02.20,23:52のコメント:
全然、関係ないんですけど。
そんな、シンクタンクさんの所在地。
相国寺門前町。
私の高校時代の恩師の住所と数番違い。
びっくりした〜。
・・・あっ、ちなみに、
そういう業界に疎いわたしは、
そのシンクタンクも、先生のお名前も初耳。
お恥ずかしいです。
恥かきついでに・・・。
新聞に掲載された「裏側からのパース」を見て、
かつて倒産した某銀行本社ビルを連想したのは
ひねくれたワタクシくらいでしょうか。
satoruさんから、
2004.02.21,00:40のコメント:
いましがた、まあちゃんにこの件を喋ってみたら、
「そんなところのスタジオでロックはできない。(=それはロックではない。)」
とひとことでバッサリやられてしまいました。
私(=腐ってもコンサルタント)がダラダラ書いた駄文よりもあまりに明快です。奥様に完敗です。
ちなみにそのあと、ロックのひとは、
「6万円あれば、ベースが買える」
と算段付けていました。なるほど、「本60冊」より現実味があるのですね。奥様に連敗です。
−−
のん様>
その「倒産した某銀行」が思いつけない私は、やはり今年は例の試験受ける資格がないものと思って生きていきます。
のん。さんから、
2004.02.21,19:20のコメント:
というか、
あなた様が「ひねくれものでない」という
証明なのでは。
追伸
ご無沙汰の奥様によろしく。
よんじゅさんから、
2004.02.24,12:51のコメント:
多分、新大阪にあって、市民の利用料金が安くないという時点で、市外利用者のための施設じゃないですかねー。JR尼崎駅前の公民館の防音設備のあるスタジオに京都や神戸の高校生が借りに来るらしいよ。電車台を考えても、利用料が安いらしいから。
フェスゲーが廃園ですね。ある番組で、「フェスゲーを作れって言ったのは誰や!」って言ってたけど、確か、元助役で現USJ社長のSさんだったと思う。できてしまったものは仕方がないですが、この文化創造ステーションを作れって言った人がSさん2世にならない様に祈るばかりです。ボクの税金が投入されているのだからね。
satoruさんから、
2004.02.27,20:02のコメント:
単純に儲かる儲からないで議論が済むものはまだいいと思うんです。
収益を目的にしない(=税金を使い続ける)公的施設も、もちろん必要だと思うんです。
ただ、これを「醜悪に感じる」いちばんの理由は、「青少年の文化創造」というどうにもパフォーマンスを計る方法のない抽象的なものがお題目に担ぎ上げられているというところ。
「税金がきちんと使われたのですか?」「はい、青少年の文化創造に使いました。」という尤もそうな理屈に対して、きちんとチェックができるのかどうか。その足元を見られているような気がしてなりません。
わたしは、このハコが、すべての青少年に対して「60冊の本」「20枚のCD」「1本のベースギター」以上の値打ちをもたらすのかどうか。という指標で睨んでみたいと思います。
ちなみに(ここからやや核心、)この文化創造ステーションを作れって言ったのは、「地域」ということになっているのです。
元々は「診療所を作って欲しい」というお願いをしていたのがポシャり、次善の策として「じゃあ青少年のための施設を…」と、そういう背景がチラつくと、さらにお題目が霞んで…きませんか?
よんじゅさんから、
2004.02.28,00:18のコメント:
行政がすべきことのひとつは民間では収益が上がらないために、手を出せないことだと思います。今回の施設はやり方によっては収益は出せるはずです。そんなところに手を出したのことに腹立たしさを感じます。ご指摘のとおり有効性は証明し難いでしょうね。今回の施設の場合は行政的には利用者数しかないと思うよ。(←あたりまえ)
一応、それなりの必要性を説いた理由があるんですよね。誰が書いたかは知りませんが。
この施設を作れといったのは「地域」なんですね。そんな地域の要望を聞くことができるほど大阪市はお金に余裕があるのか、大阪市があほなのか、その「地域」出身の有力議員がいるのかのどれかが、この施設が出来た要因だと思います。
satoruさんから、
2004.02.28,00:47のコメント:
なかなか(立場上?)思い入れ深いご意見、染み入ります。
わたしの思いは「『青少年』看板のいかがわしさ」のところなんですけれどね。
「この施設が出来た要因」の解については、まぁ、ナベの席で。
先週の「白い巨塔」のさいごで、ババッと出てきた「白い巨塔(=がんセンター)」の模型をみたときに、ふらっとコレがアタマをよぎりました。
といっても一瞬だったので、細かな造りがどうかまでは定かでないのですが(きっと今週以降あらわになるんでしょうが)、ババッと受けた「印象」がどこかしら類似。どちらも「白い」「巨塔」であることには違いはないわけで。
蛇足ですが、このWTCコンペで安藤忠雄氏が主張した「ここにもういちど高層を建てるべきではない」という「いかにも!」な考え方に、わたしは賛成です。(おっ、)
ただ、その帰結が「おおきな地球儀」というのでは、なんだか「ヤワラちゃんのウェディングケーキ」で世界平和を願うのと同じでは?と、結局はウガってみてしまう偏狭な年度末。
土曜の朝、すこし時間に余裕を持ってゆったりの目覚め…。とともに漂う、どこか懐かしい異臭。
これまで幾多のおかあさんたちを「うらやましぃぃ」と驚嘆させつづけてきた、「なぎちゃん、うんち完璧」伝説が、今朝、終焉を迎えました。
何故か「おしっこ」はいまだにダダ漏れ状態ながら、もうかれこれ数ヶ月、おそらく去年の秋くらいから、一度も粗相することなく、食後のトイレできちっとやり続けてくれていた「うんち」だったのですけれど。
あわてて久々に取り出した若干乾燥気味の「おしりナップ」であららと拭き取りながら、「ひょっとしてここで一周して元に戻ったらどうしようか」と不安な一日を過ごしました。
明日の朝あたりがヤマ場かと思われます。
(04.02.16に追記)
というような心配は取り越し苦労ということで、無事翌日も翌々日も、「おっちんしてブリブリ」とやってくれております。よかったです。
おまけついでに、本日、なぎちゃんは「うがい」をマスタしたそうです。(まだ現場をみてないのですが。)
これまでは、「ウガウガ…ごくん」とやってくれてたのですが、「ウガウガ…ぺぇ」とやったらしいのです。
これで風邪の心配もさらに半減。という計算は成り立つでしょうか?
バリバリ活躍中のTVキャプチャボードくん。この月、火、水は、朝からぐおーんと稼働していただきまして「スーパーモーニング」を三日連続の録画です。
といっても、何もいまさらの芸能ネタやら事件ネタではなく、目的は一つ「鳥越さんのイラク現地レポート」。いやもっといえば「イラク現地レポート」よりも「鳥越さん」の久々の勇姿をきっかりチェックしておこうかなと。
そういうかるーい趣旨で撮っておいたのですけれど、ようやく夜中にそれを取り出して再生したところで、さすがのそんな鳥越さんすら霞んでしまうほどの圧倒的な映像に、ぴたっとコトバを失ってしまいました。
もはや、ちかごろのいろいろなチャンネルから溢れる「現地のようす」は日常で、ばんごはん食べながら、団らんしながら、居並ぶニュースの一コマ扱いで過ぎていってるのですが、この三日分の「レポート」は、そんなごはんの箸がパタと止まってしまい、団らんのことばがなくなってしまい、うーんと重ーい空気にお茶の間が支配されてしまう…というような、それが決して大げさでない、それくらいの迫力がありました。
惜しむらくはこれが「スーパーモーニング」でしか叶えられてないというもうひとつの現実で。
そんな「テロップペタペタ」「効果音ドカンドカン」「資料映像インサート繰り返し繰り返し」の編集に、「お約束のおばちゃんコメント+井筒監督(←なんでやねんっ)」で、目を潤ませた鳥越さんは悔しくはないのだろうかと余計な心配にココロ挟まれる始末です。
蛇足ながら、その夜のニュース23でのとりあげられ方も、なんだかお門違いの様相で不完全燃焼。(どうも、筑紫氏と並ぶ鳥越さんは、いつも迫力不足に思え、)その朝、「おいっブッシュ!バンっ」と、机を叩いて怒った姿が強烈だったのですけれど…
ともあれこの三日分で足らない分の映像は、ぜひとも次回の「ザスクープ」でみっちりやって欲しいもんです。
あちらこちらのblogをぐるぐる見回してるこの頃、妙にたくさんのばらばらの場所で見かけるなぁと気になっていた「畠山美由紀」さんという名前。
気になりだしたら最後とまらなくなってしまいまして、それぞれの評判を読んでしまうのですけれど、これがまた「右にならえ」でみなさんが「よい」と絶賛してるんですね。
で、とうとう、それまでに一曲も耳にすることなく「blog」だけを頼りにポチと注文。
おそるおそる「おためし」してみましたが、なるほど納得。私も右にならわさせていただきます。凄いです。他のアルバムもポチっとしそうです。
さて、さかのぼって、何故この人の名前が、blogでよく見かける(ような気がする)のか?、というか、「よく見かける」というのは本当か、気のせいか。
これがなんとも突き止められずにいるのですけれど、ただひとつ、RSSを対象にした「Bulknews」さんの「BulkFeeds」というサーチエンジンで調べてみたところ…(きょう現在)
「畠山美由紀」…112件。つまり少なくとも112箇所で何らかのコメントがされてrssに配信されてるというわけです。112。これがどの程度のものかということで、有名なひとたち(←思いつきで選択したので深い意味はありません。)と比較してみますと、
「Misia」…223件
「小泉純一郎」…184件
「中島みゆき」…94件 「松任谷由実」…64件
ちなみに
「ドラえもん」…785件は、ここでは別格のようで。
kattさんから、
2004.02.12,02:06のコメント:
あー結構うちのblogが引っかかっていると思うです。
去年からライブ行ったり、レコード買ったりして、その都度書いているんで。
satoruさんから、
2004.02.12,02:16のコメント:
瞬間のレスポンスありがとうございます。(ちょっとびっくりしましたが。)
もういちど巡回した先々をたどりなおしてみましたが、たしかに、
kattさんのblogも既読になってまして、充分影響を受けてるようです。「鳥肌です」とか、みなさんのそういう言葉の積み重ねが「ポチ」に繋がったということで。
またいろいろ拝見させていただきます。
例によって、カレンダとは関係なく働く夜。たいてい煮詰まってきた頃合いにピロピロとよんじゅくんからezなメールが着信。
教えてー「ごめんなさいね。いま仕事中なのでまたあとで…」とフツーなら丁重にお断りするところなのでしょうが(いや、自分はそうでもないか?)。なんだか、そこでピ〜ンときてしまいまして、「あいよ」と即座にGoogle検索して丁重に返信を送信です。
いろりの上にやかん等を吊す、魚の形をしたものってなんていうの?
じざいかぎ【自在鉤】そしたらこれまたご丁寧に、掲示板の書き込みとお土産写真を頂戴いたしました。(それがこれ。)
囲炉裏の上に吊し,鍋や鉄瓶などをかける鈎で,かけた容器の位置が自在に上下でき,火力の調節を容易にしたもの。天井から吊られた筒棒と,その中に通した鉤棒,および鉤棒の高さを自由に固定する横木の仕組みからなる。竹製・木製のものや,鉄製のものなどがある。横木の部分は火除けの意味から魚など水に縁のあるものに象られたものも多い。昭和30年代の囲炉裏の消失と同時に姿を消した。
結果的に、あすも出勤の気配濃厚です。おヨヨ。
よんじゅさんから、
2004.02.08,22:30のコメント:
おお。
早速アップされてるー。
なんかうれしい。
山奥の山村から先程帰ってきました。宿泊した民宿がでっかい旧家ってな感じのところで、めちゃくちゃでかい仏壇もありました。どれぐらいでかいかというと、仏壇の扉の大きさがふすまの大きさと同じなのです。驚きです。
久々の旅行だったのでさすがに疲れました。
ぎね。さんから、
2004.02.09,19:23のコメント:
へえ〜、そんな名前だったのか。
知らずにすみませんね、よんじゅさん。
この分だと私、まだまだ
ドイツロマンティック街道の旅には
行けそうにないです。
「それはそれでいいんだけれど、エントリーに関係のないコメントは残しにくいよね」というご意見を、多数(=約2件ほど)いただいたので、「本文と関係のないメッセージを残していただく」用の「てみじかに掲示板」を付け足してみました。(メインページの右上に常に出てきます。)
むかしのものとかより一層お気軽になってますので、「新車の燃費報告」とか「今朝のにほんご報告」とか「おかあちゃんと海外旅行報告」とか「宴会の帰りみち、酔っぱらってフラフラしてたら新大阪駅のホームで土井先生にばったり出くわしてしまった報告」とか、そのたぐい程度の「メールするほどでもない」書き込み。こころまちにしております。
なお、この掲示板設置にあたりましては、inoさんの「anchoco:#」から「inobbs」を拝借させていただきました。ありがとうございました。
(ここに至るまで、いろいろな「一行掲示板」タイプのcgiを探してみましたが、シンプルなのにもかかわらず、cssの扱い方ではMovabletypeへの埋め込み易さにも長けてると思います。お薦めです。)
ほぼ日さんのこんどのアレは、注文しようかどうかまだ迷ってるところなんですが。
そうやってぼやっとしてたら、こんなメールをお客さんに送ってしまってることに気がつきました。
…をとりまとめましたので「送信」をプチと押してから「やってもーた」と気がついたのですが、ひょっとして…と、過去の送信ボックスをさかのぼってみると、あれれ連呼してますよ。「お願いたします」「お願いたします」…。
ご確認いただきますようお願いたします。
ケータイ各社さんの四半期決算発表のニュースが、あちらこちらに出てまして、概して「auさん絶好調、ドコモさんもFOMA売れてきました」というようなことだそうですが、
そのなかで目にとまったのが、InternetWatchさんのこのレポートです。
記事は、淡々と副社長さんの会見でのコメントを報告してくれているのですが、まず引っかかったのがここ。
現在、FOMAのARPUは1万円を超え、PDCのARPUを上回った。PDCでARPUの高いユーザーが移行していると考えている。※ちなみに「ARPU」というコトバについてはこのあたりなどに詳しいのですが、要は「1ユーザあたりの月額ケータイ料金(付加サービスはヌキにして)」ということで、つまるところ、このコメントは「ムーバよりFOMAの方が、ケータイ代たくさん払ってもらってますよ」ということになります。
さらに、
ARPUはしばらくは1万円を超えることになるだろうが、普及するに従って、ARPUはPDC並になっていく。しかし、それでは第3世代携帯電話に投資した意味がないので、低料金でパケットをたくさん利用していただくとともに、サービスを強化して、全体としてARPUを押し上げたいなんて吐露しちゃってます。
これって、さんざか宣伝されてる「FOMAはおトク」「FOMAはリーズナブル」云々のキャッチとは矛盾してないのでしょうか。
いや、もちろん理屈のうえでは「単価安いんだからおトク」で合ってるんですけれど、そういってながら、「単価安くておトクな分以上にたくさん余分にパケット使ってもらって、いままで以上に高額になるようにしたいんだよ(by副社長)」が「FOMAの目的」なんだとすれば、それは「お客さま」へのサービスの売り方の姿勢として、信義として、どうなのかな?と思っちゃうわけです。
FOMAというサービスに自信があるのなら、率直に「FOMAならリッチなコンテンツで便利なサービスがたのしめますよ(いままでよりちょっとだけ余分にカネかかりますけれど)」で舞台にあがってみたらどうなんでしょうか?
ひるがえってauさんの「CDMA1xWIN」のキャッチをみれば、第一が「より速く」、第二が「より楽しく」、んでおカネは第三で「より自由に」(←こちらはほんとに定額なんだから「使えば使うだけおトク」なのが真実です。)となってます。カネのハナシは第三位です。かっこいいと思います。
ちなみに、これだけノタマウわたくしは、未だ「DDIポケット」一筋で。
←とそれがサゲになる虚しさよ。おろろ。
住基カードやらRFIDやら、もろもろのちがごろにぎやかしい「セキュリティ」にかかわる問題をとりまくものごとの考え方について、日頃からたいへんお勉強させていただいている高木浩光さん[←こちらはオフィシャルなサイトです]のはてなダイアリーのきのうのページにて。
(その本論とはぜんぜん関係ないのですが)またまたモタレ気分に風を吹き込んでくれる一節に出会いました。
「バカの壁だ」と口に出そうになったら、馬鹿だからそう口にしようとしているのではないかと、自分を疑ったほうがよい。うーん。あとの一文はご愛敬ですが、まさになるほどです。(←「なるほど」って書いてしまうのはわたしがバカだからだ。…ということにやっぱり陥っちゃうのですけれど。)
そうしないのはまさにバカの壁だ。
…という主張も馬鹿が原因だ。…なんて書くのも馬鹿馬鹿しい。なんつったりして。
どうもここのところ、あちこちで、あたりまえのものごとが「バカの壁」に喩えられる場面に遭遇して、その都度なんとなく「それでいいのかな?」と(あの「SMAPさんメッセージ」とおなじくらい←引っ張りすぎ?)ココロに引っかかるところがあったのですが、なんとなくこのセンテンスからその手がかりを掴んだような気がします。
しかし、ここで気をつけなきゃいけないのは、だからといって「あたりまえのものごとをバカの壁に喩えてる上司こそバカの…」と考えてしまった時点で「そんな自分こそバカだ」スパイラルに填ってしまうということです。相当難解です。
ただしい対処は「上司の喩え話は、ぜんぶ受け流して解釈しない。」でよろしいんじゃないか?と、思ったりもするのですが。それは若干スジが違う気も。
9年前と同じワザを駆使し、マイカー購入雑誌の「値引き限界」ラインを超える値引きを引き出すことに成功。
トヨタさんの気が変わらないうちに、ポチィと印鑑ついちゃいました。「値引き」の欄には「\200,000-」と印字されてます。感涙です。
いきおい、さいごまで悩んだAV環境は、「G-BOOK対応DVDボイスナビゲーション付EMV(エレクトロマルチビジョン)」+「インダッシュ6連奏CDチェンジャー+MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ(6スピーカー)」という得体の知れないモノになりました。「くるくる自動駐車機能」もついてます。えらいことです。
なおトヨペットさんでお見積もりもらったとき(去年12月)時点では「納車は5月」とのお返事だったのですが、大阪トヨタさんはきのう時点で「納車は4月以降」というのが公式見解だそうです。「5月」と「4月以降」、どちらが早いのやらはよくわかりませんが、この年度末は新車を思い浮かべつつ、まだぜんぜん足りてないご予算捻出のため残業にイソしむことにします。from会社@日曜日。
ぎね。さんから、
2004.02.03,13:46のコメント:
ついにやりましたね。
さすがさとるさん、「AV環境」は、なんかすごそう。
私は車が変われど相変わらず
「MD+6スピーカー」一筋でやっております。
今後は、そのプリちゃんで節約された石油を
わたしにまわしていただきますので。(地球規模のハナシ)
satoruさんから、
2004.02.04,21:31のコメント:
やっちゃいましたよ。
『さすがさとるさん、「AV環境」は、なんかすごそう。』
というセンテンスは、ひょっとして何か壮大な「カケコトバ」にでもなってるのでしょうか。
であれば、圧巻です。
…意識しすぎ?
なお、プリちゃんで節約された石油は、もちろん、なぎちゃんの未来にまわすつもりですのであしからず。(地球的家庭内規模のハナシ)