2006年09月01日

「拒否できない建築士」のみなさまに捧ぐ。

もう2年も前に出版され、なんとなくいまではトレンドっぽい「プチナショだけど反・親米保守だよ派」ブームのきっかけにもなった(と思わしき)この本を、いまさらながら手にとってよんでみた。

おおよその予備知識で、だいたいこれのことが書かれてるんだろーな、ということは知ってたんですが、よもやこの書物、冒頭は

タダオ・アンドー現象は、中国でも…
なんて書き出しではじまっていたのです。

外交・政治の問題を語ってるはずなのに、何故「タダオ・アンドー」が切り口なのか。
そんな突飛な「ツカミ」に、まんまとツカマレてしまい、駆け抜けるように1章を読み切ってしまいました。

さあ。

これは大変なことが書いてありましたよ。お嬢さん。
こんなつまらないことで、わーわーと騒いでいたのなんて、実はタコツボのなかの井の中のカワズ状態だったのかもしれないな、という気さえしてきました。

ひるがえってみれば、つい最近のこの騒動は、本当の意味では日本の建築業界を「救う」ための最後のチャンスだったのかもしれないぞ。という見方もできてしまったり。

さて、いったいタコツボの外で、何がどーなってるんだい。と気になった(…でしょ?)マイミク一級建築士のみなみなさま。
騙されたと思って、ぜひともご一読を。
何も無理にこの下で「ポチッっとやってくれ」とはいいませんので(っていってるけど)、1章だけでよいのです。だから立ち読みでも是非。かあこは図書館で是非。
文春新書の棚にございます。



拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる
関岡 英之
文藝春秋 (2004/04/21)
売り上げランキング: 22
おすすめ度の平均: 4.36
4 大いなる警鐘!要熟読
4 日本人はよく考えた方が
5 日本、これからどう


△投稿者 satoru : 2006年09月01日 08:22

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