2006年11月08日

「美しい」と名乗った時点で「美しくない」という好例。

ちまたでウワサ…にすらなってない?、「サンケイエクスプレス」を、梅田の売店で見つけたので、創刊「7日」目にしてはじめて買ってみました。70円也。
そしてさっそくキムタク気分で(うそ)、電車でぺらっ…とするのも、どうしても気恥ずかしい気がしてしまうので、結局はウチに帰ってからお風呂に浸かってはじめてぺらっ。
その時点で、朝刊を夜帰ってから読むってスタイルからして、何かが既に破綻してしまってるのかもしれませんが。さて…

どんなもんですかね、これ。
率直な感想は、「激しい違和感」が満載です。

「美しい新聞」は確かに結構。1面が1ニュースで、若者20代30代さん向けにそれぞれ囲みの解説付き。というところまではご立派なのですが、そこで並んでいる今朝のニュースが

「オスカー候補の無名日本人女優」「あおぞら銀行再生」「ナイロビの温暖化会議」「Baby-G」「ボジョレーヌーボ」
でトップ5だ。という選択はいったい何が基準なんでしょう。
世間平均的には今朝だと例えば「いじめ」「談合」「廃棄物」「腎臓」「死刑」あたりが妥当なトップ5かと思われるのですが、
そういうことなんですか。なるへそ。この「美しい」ってつまるところ「汚い記事は大きく載せない」ってそういうニュアンスが入ってるんだなって気がして、かえってそれが「汚い」ように思えてなりませんよ。

それが現実なんだから、「美しい」綺麗な体裁で・格好いい横書きで、たっぷりと「汚い記事」が埋めてくれれば、それだけでいいものを。
かえって嘘いっぱいに見えてしまう「美しい」だけのフルカラー32ページは、なんか日経以上に読むのがしんどいです。あれ?この辛さはちょっと前にもあったよ~な、と思ったら、そうでした。「ビジネスアイ」も出たときにこんな印象持ったもったのでした。

さよーなら。たぶんもう買いません。ボクには「夕刊フジ」で充分です。


美しい国へ
美しい国へ
posted with amazlet on 06.11.08
安倍 晋三
文藝春秋
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△投稿者 satoru : 2006年11月08日 00:20

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▽raga さんから、2006年11月08日 12:47のコメント

いや、やはり「大スポ」でしょ!




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