2006年01月05日
ROADじゃなくてLORD。というのにあとから気づく。
お正月休み最後の一日。
まあちゃんのセレクション任せに、まったく何の前知識もなく「ぴあ」すら読まずに見に行った新春一つ目の映画がこれ。
いやなんというか、「「お正月映画」っぽくなさ度合い」やら「見終わった後の重苦しさ漂い度合い」あたりで競えばおそらく今年ナンバーワンに間違いなく輝くよい作品だったと思います。はい。
ともすれば、「ちょっと飾りすぎ?」「ご都合主義?」と思われかねないくらいの各国の激しい描写については、四半期に一度、精読させていただいてる「ユニセフ・ニュース」のアフリカ記事の基礎知識がここでまさかの活躍。あそーだ、これそーだ。と、スイスイ疑問を持たずに割り切って見入ることができました。
ただどうでしょう。
間違ってもそこで「ユニセフが必携」だとは申しませんが、少なくともメジャーな新聞テレビに収まりきらない世界の根深いドキュメントと、うまいことリンクさせながら解釈していかないことには、消化不足になりかねず勿体ないストーリィだと思います。
ましてやコレ、ある意味当事者のアメリカ国民の皆々様にはどう映って見えてるのか。そっちの方が気になる始末でございます。
星4つ。★★★★☆。
スーダン―もうひとつの「テロ支援国家」
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富田 正史
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おすすめ度の平均:
これが現実なの?スーダンの内情がよくわかる!
△投稿者 satoru : 2006年01月05日 23:47
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