2005年07月27日

尼崎の中心で「会社」というものの生態についてあたらめて考えてみる。

きょうは、会社(の駐車場)でビアパーティなる行事があるっていうことで、ひさびさの電車通勤にて出社。

みちすがら、尼崎駅の改札口で、立派な額縁に入った表題のないおおきな文章が視界に飛び込んできたのですが。瞬間的に感じた違和感。
そこには、こう書いてあるのです。(同じ文章はここにあります。)

去る4月25日、弊社は、106名のお客様の尊い生命を奪い、500名を超える方々を負傷させるという、極めて重大な事故を惹き起こしました。

たしか、記憶のどこかに刻まれた大きな活字は「107名」だったと思うのです。
あからさまに、1名分の命の数を区別して除外して書いてるんです。

その一ヶ月前に国交省に提出した「安全性向上計画」ではこう書いています。

当社は、平成17年4月25日、福知山線 塚口・尼崎間における快速電車の脱線により、107名もの尊い命が失われ、500名を超えるお客様が負傷されるという、極めて重大な事故をひき起こしました。

これはどういうことでしょう。
お客様に話すときと、お役所に話すときとで、「尊い命」の数え方が違ってしまうんでしょうか。

どうにも納得がいかないです。
それならば、くろしお鉄道の事故のように、事故で1名の社員だけが命を落としたときには、この額縁になんて書かれるのでしょうか。


△投稿者 satoru : 2005年07月27日 23:53

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