4月1日からはじまったあたらしいゴミの分別([プラマーク]つきのゴミをさらに分けなさいというルール)と向き合うにつれ、おなじ「プラスチック」のはずなのに
ただし、飲料パックのストロー・弁当のスプーン・洗濯石鹸の計量スプーンなどは、プラスチックゴミではなくて普通ゴミとか
おもちゃ、ビデオテープ・コンパクトディスク、食器、ボールペン・定規などの文具、歯ブラシ、洗面器・バケツ、ビニールサンダル、ハンガー、使い捨てライター・禁煙パイプ・水きり用袋などの使い捨て商品は、プラスチックゴミではなくて普通ゴミとか
食品保存用容器、石鹸箱、化粧品携帯ポーチのように形は容器でも、それ自身が商品であるものは、プラスチックゴミには該当しません。さらには、
宅配便の袋や箱はプラスチックゴミには該当しません。ただし、これを通信販売用の容器として用いた場合は容器包装プラスチックゴミになります。なんやかんや、、、という、意外に高度なノウハウを要求されるという現実に、いったいどういうことなんだこれと、首を傾げていたのですけれど。ちょっと発起してググッてみたところ、こういう法律のこういうスキームと(おまけにこういう外郭団体さまに)出会いまして、「なるほどそういうことか」と納得。
…。ん、もとい。
いかんいかん。
こんなあやしげなフレームを、「なるほど」とか解釈してしまうような汚れた自分が嫌いです。(ついでに、スキームとかフレームとかそういうコトバがポロポロ出てくる自分も嫌いです。)
ひるがえって多少はシロート的に思考してみるに、このフローがぐるぐる回りだすと、どうにも自治体の負担(=お仕事)ばかりが増えてしまうような気がしてなりません。
そしてまわりまわって結局は税金で賄うという構図になるよりは、遠回りにみえても、最初から素材のプラスチックに処理コストを付加させて流通させ、(プラマーク1個につき○○円)のような感じで事業者はそれをまんま商品の価格に転嫁させ、直接税のように購入した時点で消費者が負担する。みたいな枠組みの方が、リデュースの効果が高いのではないかな。とか思ったりします。
こうなるとオーサカのオバチャンなんかには
「わぁ、コレ、プラマークなんかついちゃって嫌だわ」的な展開がもたらされるのでは?という算段。
「おっちゃん、新聞紙に包み直してよ。」
どうこれ?とか思ってさらにググってみたら、つねひごろからわたくし思いを寄せてる安井先生がきちんとコミットしてくださっておりました。(これとこれ)
う〜ん、そうそう単純ではないっぽい。(でも、このオバチャンスキームもそうそうハズしてるわけではないような気がしますが。)
精進いたします。