いつも読んでる「ほぼ日」の山田ズーニーさんのコラムにて。
たいがいしょっちゅう「うーむ」と唸らされる示唆があっていつもたのしいのですが、新年早々のみじかなところで、激しく目から鱗が剥離してしまう一節に出会ってちょっと感激。
おせち漬けでもたれ気味の胃腸の内壁が、なんとなしすっきりした…、気が。
Lesson179 答えてはいけない質問 [抄]「いやぁそうじゃないんだけど、なんでかそう答えてしまったんだなぁ」というようなときの「問い」は、得てして「そういう問題意識をもってない」「自分はそういう視点で物事を考えていない」というもので、なのにそこを不意を打つように問われて、思いがけず口から答えてしまった。と。
…だが、相手からの質問には、
答えていい質問と、答えてはいけない質問がある。
そのことに、私は、やっと気づいた。
「問い」は、その人の持つ、問題意識そのものだからだ。…
という最強の予備知識を装着しつつ「某県民向け○○についてのアンケート」の文案作成という悪事に手を染めるこの頃。
のん。さんから、 2004.01.08,22:12のコメント:
私も目から鱗で、思わず「お気に入り」に入れました。
・・・
人から、話をふられると、ついつい
「何か面白いことを言わねば・・・オチをつけねば・・・」
と頑張って(性分?)しまう私。
これからは、
「そのネタではオチは思いつきません!」と
正直に降参宣言しようと思います。
て、ちょっと違うか。
さとる。さんから、 2004.01.10,02:31のコメント:
うーん、と。
微妙にコンサル的なレトリックのトリックが潜んでるように思えるのですが、
「オチ」と「問い」の違うところは、
「それを誰が求めているか」というところで。
「問い」は、もちろん、「会話の相手」なのですが、
さてその「オチ」は?