『「大きな物語」の欠如を、「データベース」の紡ぎあわせで満たそうとしている』というような社会観には、「なるほど割り切れるなそれ」と関心。
それがどこへ繋がるのかという示唆までは含まれていませんが、少なくとも「いまの社会」を噛み砕く一つの視点として、有用な解釈だと思います。
このあたり(表層の向こう側)の成り立ちを何らか見定めることなしに、例えば「まちづくり」なんて語れるはずがないわな、、と思い続けるこの頃。
おかげさまで教科書通りの計画論なんてみんな上滑りしちゃってるのです。[あ、ココはレビューと関係ない愚痴ですみません。]
☆どうでもいいですが、この「講談社現代新書」さんの新しい装丁。安っぽくてゲンナリです。
※このエントリーはmixiのおすすめレビューから転記したものです。